冥王星が行ったり来たりしている時期に個人レベルでも起こっていること
今日は西洋占星術のお話をしますね♪
現在、西洋占星術での冥王星は、2008年から滞在していた山羊座から水瓶座に移る過渡期に入っています。
ちょうど1年前の昨年2023年3月からこの時期に入っています。
本格的に冥王星が水瓶座に入る今年11月までは、
冥王星は山羊座と水瓶座を行きつ戻りつしながら、
それぞれの時代の変革や調整を行っていきながら動いています。
冥王星は、一つの星座に10〜20年単位で動いていきます。
動きがゆっくりであることと、
冥王星は「破壊と再構築、再定義」を示す星でもあります。
そのために影響力が大きいので、「時代」や「世界」などの大きなくくりで語られることが多い天体です。
時代的な話を言うと、昨年3月にイギリスのBBCで故ジャニー喜多川氏が長年にわたる、多くの少年たちへの性加害が報道され、それまで日本では「都市伝説扱い」「秘匿扱い」になっていた惨状が白日の元に晒されることになりました。
山羊座は「社会や組織」を示す星座であり、
水瓶座は「未来や、みんなにとっていい世界を創る」星座なので、
冥王星が動いたタイミングでこの報道がありました。
その後もこの件に限らず、今まで社会にとって都合よく隠されてきたこと、「少数の人が我慢や苦痛を強いられる世界」が最も簡単に崩壊し、世間に露見されていったので、
「やっぱり冥王星、ハンパないな…」
と生々しく実感したのを覚えています。
最近は特にこういった方が増えてきています。
どういうことが起こっているかというと、
・今まで自分が見て見ぬ振りをしてきたり、
・自分が認めようとしてこなかったもの、
・自分が向き合おうとしてこなかったもの
・自分が逃げてきたことから、
「そのやり方は通用しないよ」
と言わんばかりに、
自分がごまかしてきたもの、ごまかしてきた視点や生き方などが白日の元にさらされる、ということが起きています。
こういった方は、「その場その場の自分や問題を誤魔化せる何か」に逃げがちで、
それを「自分のせい、自分の責任」とは認識せず、
「なんとなく」「その場のノリや流れ」であまり考えずに生き、
「誰かや何かのせい」にしてきたり、
「問題や課題は後回し」にし、
「自分に都合よく生きようとしてきた」方たちが多いです。
昨日の記事「「安く救われた人生」の代償 」でも書きましたが、
もうそういうやり方は通用しないのです。
特徴的だな、と思ったのが19日のテレフォン人生相談の相談者さん(26歳女性)でした。
これを聴くと分かると思うのですが、
話を聴いていると、この方の中に大きな矛盾が複数あるため、
数分前に言ったことと真逆のことをどんどん言っており、
ご自身でもかなり混乱しているのが感じられます。
しかし、最近こういった混乱を抱えた方は増えてきています。
締めの加藤諦三先生の言葉、
「地獄への道は善意で舗装されている」
は、まさにその通りだと感じます。
自分を誤魔化しながら、
自分に都合の良い「安っぽいその場しのぎの解決方法や結果」を求めることは、「地獄に自ら向かっている」ことに他なりません。
だけれども私は、あなたにそんな生き方をしてほしいとは思っていません。
自分と向き合うことも、
幸せな人生を送ることも、
実はそんなに難しいことではありません。
単に、おかしな価値観や世界に目が眩んでいるだけだったりします。
ただ、精神的な「しらふ」を取り戻すには、いくつかのプロセスやアプローチが必要になります。
お気軽にご相談くださいね。
あなたらしい、落ち着いた笑顔の楽しく穏やかな人生を送っていきましょ♪
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